Raspberry Piで気象観測その5 コーキング編

ケースは完成したものの、ちょっと穴を開けすぎてしまいました。そこで穴を埋めることにしました。

前にケースを作ったときも同じ問題が起きました。ケースを作った話は「秋月電子 トライアック調光器(スピードコントローラー)の作成・考察とケース加工」です。この時はニッケンのパテ職人を使ったのですが、お世辞にも仕上がりがいいとは言えませんでした。きっと慣れれば綺麗になると思うのですが、その前にパテ職人の臭いにやられてしまいました。

他にも素材もないものか探してみました。そして前から気になっていたコーキングに手を出してしまったのです。(^^;;

コーキングとは

コーキングとは建築に使う樹脂です。みなさんも見たことがあるはずです。お風呂のドアや壁などの隅にゴム状のつなぎ目がありませんか?あれのことです。建築に使われるのだから丈夫で長持ちするに違いないと思い、実際に試してみました。

まず購入したのはヤヨイ化学工業のジョイントコークAです。

ヤヨイ化学工業 ジョイントコークA

ヤヨイ化学工業 ジョイントコークA

売場にはセメダインのシリコーンシーラント(後述)が売られていたのですが、使い方がよくわからなかったのです。その点、ジョイントコークAは先端を切って中身を出すだけ使えるのがいい所だと思いました。

さっそく購入し、試しに余った板に使ったのですが・・・まったく固まりませんでした。指でひっかくと取れてしまいます。お風呂のコーキングとは程遠い結果に。

使い方が悪かったのかなと思い検索したのですが、原因はとくに分からず、同様の事例も特に見つかりませんでした。

結局これらを購入しました。

シリコーンシーラント 8060 ブラックとガン

シリコーンシーラント 8060 ブラックとガン

この鉄砲のような工具はコーキングガンとかカートリッジガンとか呼ばれます。中にシリコーンの容器を入れて、中身を押し出すために使用します。写真のものはTRUSCO社のもので200円でした。もっと高価な物もあるようですが、違いはよくわかりませんでした。

コーキングヘラ

コーキングヘラ

コーキングした後に形を整えるためのヘラです。

コーキングヘラ先端

コーキングヘラ先端

先が丸くなっているので造形しやすいです。色々な形とサイズがありますので、好みで選んでください。プラスチックのナイフやスプーン等も使えると思います。

ゴーグル、マスク、ゴム手袋も準備したほうがいいと思います。

ゴーグル、マスク、ゴム手袋

ゴーグル、マスク、ゴム手袋

大げさに思われるかもしれませんが、やったらわかります。まず刺激臭が非常に強いです。十分に喚起された場所でなければ1分も我慢できません。なお、刺激臭は喚起された場所なら30分位で収まるように感じます。

コーキング材が手につくと簡単には落とせません。実際に手について大変でした。まず手をティッシュでふき取りました。その後ただちに石鹸で洗ったのですが、油っぽい成分が残ります。5回以上洗ってようやく落ちました。硬化後は水をはじく素材ですから、当然と言えば当然です。

ゴーグルもあった方がいいです。後で書きますが2回目以降はコーキング材が飛び散ることがあるのです・・・。コーキング材が直接目に入らなかったとしても、この刺激成分が空気を通して目に触れているのだと思うと怖いです。

ごみ袋とウエス

ごみ袋とウエス

後始末の事も考え、ごみ袋とウエスも用意しましょう。ティッシュもあると便利です。ウエスとティッシュを使ったらごみ袋に入れて縛っておけば、刺激臭がある程度抑えられます。

使い方

使い方は簡単でした。キャップを廻して取ると銀紙が見えます。これをやぶり、キャップを戻します。

コーキング開封

コーキング開封

先の細いものを刺してもいいと思います。中身が飛んでくる可能性があるので注意してください。取り外したキャップをひっくり返して差し込んでも開けられます。

キャップを刺したところ

キャップを刺したところ

キャップを刺した場合は抜いたら先端にコーキング材がつくのでふき取ります。

次にキャップの先端をカッターで切断します。そしてストック (右側部分)を引っ張ります。容器をガンに装填します。

装填後

装填後

そしてトリガーを何回か引きますと、まず容器がストックで固定されます。さらに何回か引きますと、ストックが容器の底面を押し出し、コーキング材が出ます。

細目に出したところ

細目に出したところ

比較1

冒頭のヤヨイ化学工業のジョイントコークAと比較してみました。比較したのはシリコーンシーラント8070です。

比較方法はこの通りです。

ジョイントコークAとシリコーンシーラント 8070の比較

[上部] シリコーンシーラント8070 [下部] ジョイントコークAの比較

上部にはシリコーンシーラントで数字を書きました。下部には同じ数字をジョイントコークAで書きました。

1日経過するたびに、数字を1つ爪でひっかいてみました。1日目は1をひっかき、2日目は2をひっかき・・・と5日間試しました。時間が経てば固まるかもしれないからです。

そして5日後。

5日後

5日後

シリコーンシーラントは1日後には固まりましたが、ジョイントコークAは5日後でも剥がれました。やっぱりジョイントコークAは使えないのだと思います。

比較2

シリコーンシーラントの色を比較しました。比べたのはホワイト(手前)、アルミ(中央)、そしてグレー(奥)です。

タカチのアルミケースに近いのはやはりシリコーンシーラントの「アルミ」色ですね。

シリコーンシーラントとタカチのアルミケース

シリコーンシーラントとタカチのアルミケース

アップにしました。

シリコーンシーラントの色

シリコーンシーラント 色は左からグレー、アルミ、ホワイト

これらは評価のため9か月経過させたものです。ホワイトは少し黄ばんでいますね。

これらのサンプルは豆腐の空き容器に入れて放置していたのですが、その後きれいに剥がれたので色見本として保管しておいたのです。逆に言うと、シリコーンシーラントは必ずしも接着するとは限らないのです。接着させるには、プライマーを塗装しますが、ここでは検証していません。

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